サムライスポーツマーケティングでは、10月24日(月)~11月1日(火)の9日間、大分温泉ライドツアーを実施しました。参加者はアメリカから12名のお客様。
大分県内をライドで巡り、温泉はもちろん、日本食や地域の方々との交流、日本文化体験などなど、大分の旅を通して、日本を堪能いただきました。
ツアーの計画は1年前の2021年10月。
まだコロナ禍による入国制限中でしたが、制限が開けた暁には日本でライドしたいというハワイのグループからの依頼により、ツアーを造成。
ロケハン3回実施し、大分県、市町村、各地域の観光関係者のご協力によりプランが実現しました。
2022年10月24日(月)に来日。
直前に入国制限緩和もあり、スムーズに入国され、羽田からそのまま北九州空港を経て最初の訪問地、大分県中津市へ。
2日目は旅の疲れもあり、バスで観光。宇佐神宮や「いいちこ」で有名な三和酒造さんでの酒造り見学で日本文化に触れました。
夜には今年春にオープンした古民家ゲストハウス「すえひろや」で、ウェルカムパーティーを開催いただきました。
3日目はいよいよライド開始。中津市内から数々の奇石郡が美しい山々の造形を生む名峰の耶馬渓へサイクリング。
ランチは地元で農業体験と農泊を提供している「みどりさん家」で、収穫体験と歓迎ランチ、餅つき体験など盛りだくさん。
参加者はサツマイモ掘りや大根の収穫を体験。地元の食材を使った手作りランチをいただき、最後に餅つき体験と餅を丸めてあんころ餅づくりにも挑戦!
個人旅行ではなかなかできないアクティビティもツアーならしっかりプランニングできます。
ランチの後は宿となる深耶馬渓までヒルクライムライド。
折戸温泉を貸し切りでゆっくりくつろげました。
4日目は別府に向けて約60㎞のライドデイ。交通量も少なくなだらかな里山のグループライドを楽しみました。
まだ収穫前の稲穂が残り、参加者は黄金の原を珍しそうに見入り、記念撮影も。
別府への難所は10㎞程度の長いヒルクライム。別府、由布岳の分岐で越え、十文字原展望台で一息。
あとは一気に下りで、湯山の里温泉で休憩し、温泉の蒸気作った地獄蒸しプリンを堪能も堪能しました。
宿は別府湾を一望するシティホテルで。
夜は日本の居酒屋で、The ENKAI。
5日目は完全にフリーデイ。
高崎山自然動物園で愛くるしいニホンザルとたわむれたり、温泉に行ったり、ラーメンを食べたりと参加者は思い思いに過ごしました。
ライドツアーも後半に入り6日目。
別府から杵築市へ移動し、女性は着物着付けとフォトセッションを実施。日本の旅の思い出作りとなりました。
午後はしっかりライド。市内から別府湾の海岸沿いを行き、国東半島の深部へヒルクライム!両子寺、天念寺とめぐり、ゴールの富貴寺へ向かいました。
宿の蕗薹(ふきのとう)は、日本ならではの山里の静かな宿で、旅の疲れをゆっくりと癒します。
富貴寺の朝は座禅体験から始まりました。
まだ薄暗いお堂で、静かに座禅を組み、心も体もリフレッシュ。座禅を終え静かに目を開けると、暗かったお堂には朝陽が差し込み、神秘的な光景が広がります。
朝食を終え、ツアーのライド最終日。
田園地帯を抜けて豊後高田市内の昭和の町でぶらぶらランチ。コロッケ、メンチカツをつまみます。海岸線に沿って国東半島を北上し、目指すは姫島へ渡るフェリー乗り場へ。
乗り場のすぐ近くにある「涛音寮 茶房さんがいや」で抹茶をいただくおやつも。縁側に座り、庭園を見ながらゆっくりとお茶をいただきました。
そしてライドツアーの終着点は、フェリーで30分の姫島村へ。車エビの養殖が有名で、宿の八千代館さんでは、車エビのコースを心行くまで堪能しました。
サムライスポーツのライドツアー「Taste of Japan」はその名の通り、日本を味わってもらうもの。ただ走るだけでなく、ライドはもちろん、食も文化も体験も楽しんでもらいたいとプランニングをしています。
そして大切にしているのは、地域の方々との接点。
ガイドライダーは地域の道を知り尽くした方。
食事は地産地消、旬のもの。
文化体験、農業体験もその地域でしかできないことを地域の方々と一緒に体験します。
それは参加者はもちろん、受け入れてくれる地域の方々にも楽しんでもらいたい、地域を盛り上げたいというサムライスポーツの想いからです。
2023年の予定もすでに計画され、継続的に「Taste of Japan」ライドツアーを実施していきます。
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